ステップ 2 Clinical Queriesにキーワードを入力してみる
――ためしにdiabetesとmortalityを入力してみます。
右からClinical Study Categories,Systematic Reviews,Medical Geneticsのそれぞれに,検索結果の一部(5件)が表示されました。
- Clinical Study Categoriesには臨床的な研究論文
- Systematic Reviewsにはメタ解析を含めたレビュー論文
↑これなら簡単!でもどこらへんが「検索式」??先生に聞いてみると…
―― Systematic Reviews の末尾にある"See all"をクリックするとおなじみの文献リストが表示されます。右の列にSearch detailsというボックスがありますね。ここにあるのが自動的に作られた検索式です。
↑"Search details"の内容をコピペします。
systematic[sb] AND (("diabetes mellitus"[MeSH Terms] OR ("diabetes"[All Fields] AND "mellitus"[All Fields]) OR "diabetes mellitus"[All Fields] OR "diabetes"[All Fields] OR "diabetes insipidus"[MeSH Terms] OR ("diabetes"[All Fields] AND "insipidus"[All Fields]) OR "diabetes insipidus"[All Fields]) AND ("mortality"[Subheading] OR "mortality"[All Fields] OR "mortality"[MeSH Terms]))
よくわからないけど,なにやら立派なものができている。この検索式が自動的に作られ処理されることによって,検索から重要な論文がもれにくく,関連しない論文ははじかれやすくなっているそうです。
このClinical Queriesの検索アルゴリズムは,R. Brian Haynes先生が考案したもの。EBM領域では超がつく有名人のようですね(名郷先生のブログでも紹介されています)。
長々と書いてしまいましたが,やることはClinical Queriesの検索窓にキーワードを入力するだけ!問題は・・・,このキーワードだとSystematic Reviewsは1000件以上,Clinical Study Categoriesは10000件以上の文献が引っかかってしまうこと。
どうやって絞り込んでいくかは,次の更新でご紹介する予定です!
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